ピクチャー&ブログの記事

 4月8日、社民党県連合は定期大会を開催しました。この大会、昨年の3.11以来、現政権が国民生活を第一義にした政策を行ってきたかを問い直しています。消費税の増税、原発の再稼働、TPP交渉参加などを見ても、財界主導の路線が推し進められていることは間違いありません。一方、憲法審査会の始動や武器輸出三原則の緩和など、改憲の動きもはじまっており、維新の会に見られるように、教育や経済分野にも思想統制や新自由主義政策を進めようとする政治勢力の台頭が見られます。
 社民党は一貫して「国民生活第一」「反原発」の政策課題を掲げてきましたが、こうした事態でも支持を拡大するには到っていません。大会では今年度にも予想される総選挙に向けた体制整備、とりわけ若い層への働きかけの重要性が課題です。また、国論を二分するような議論となっている、国の「震災がれき」の広域処理方針についても、議論がなされました。 124社民1.JPG冒頭の挨拶で盛本代表はこの課題には時間を割き、県連合としては、安全性の確認ができない、放射性物質の全国的拡散につながる、あえて2割のがれきを広域処理することの必然性がない、などから反対する姿勢を明確にしました。また、最後に「志賀原発の再稼働を許さず、脱原発社会の実現をめざす」決議も採択しました。

子どもたちの健康を守るために

 3月17日、七尾市常福寺の畠山 浄さんの講演会に参加しました。
畠山さんによれば、昨年4月に福島県・二本松市と縁ができ、少しでも子どもたちを外部被曝から守れないかと、空間測定器を二本松に送る活動を始めた。6月に二本松市を訪問すると、東電や行政からの補償もない中で、被曝にさらされる子どもたちの姿、少しでも生活環境の放射線量を減らすために除染活動に取り組む大人たちの姿だった。特に食品の放射能測定は全くといって良いほどされてなく、子どもたちの内部被曝が心配な状況だった。7月上旬に「こどものたべもの基金」を設立、ネットメディアも活用する中、8月には500万円に到達した。
 現地、二本松では9月末に測定器が岳温泉の測定室に設置され、食品の測定活動が始まった。その後2台目の高性能測定器も導入され、11月にこの活動で明治ステップという粉ミルクからセシウムが 123畠山浄 005.JPG検出された。その結果、暫定規制値以下でも企業に自主的対応させるという成果を得ることができた。
今後はホールボディカウンターによる内部被曝の検査体制の構築を目指したいとのこと。
 12月末現在の会への寄付金総額は938万円、畠山さんが主催する「こどものたべもの基金」は引き続き現地「NPO法人TEAM二本松」を支援し続けるとの決意を静かにかつ力強く語られました。

降りしきるなか、雪だるままつり

1月27日の桑島地区に続き、2月3日は白峰雪だるままつりが開催されました。
今年は全国的な寒波となり、白峰の会場付近は2.5mの積雪とのことでした。
立ち並ぶ素朴な雪だるまと、地元特産品や暖かな軽食を販売する、20カ所の屋台が設けられ、日頃静かな山里には人が溢れ、雪遊びをする子ども達の歓声があがっていました。
すっかり定着したイベントですが、これから通年で観光客を呼べるまちづくり、国の伝統的建造物群の保存地区として国に申請することにもなっており、この地区の発展に期待が持たれます。
・・・昨年はかなり満足できる写真が撮れましたが、今年は雪も降りしきる中で、やや作品には恵まれませんでした。残念です。

122白峰ゆきだるま 027.JPG 122白峰ゆきだるま 028.JPG

県の消極姿勢にいらだち

 1月24日、志賀町文化ホールで開催された「志賀原発の防災対策を考える議員学習会」に参加しました。これは能都地区の3議員が呼びかけ人となり、県内すべての議員に案内が出されたものであり、予想を上回る9市6町約70名の参加があり、原発防災への関心の高さがうかがえました。学習会は浅野俊二・羽咋市議から開会の挨拶がなされ、まずは県の危機対策課より原子力防災計画についての説明がなされました。その中で国の防災計画の見直し状況や昨年末に設置された県防災会議専門部会での検討課題などが説明されましたが、具体的な対応策は示されず、ここでも国の動向を待つ姿勢に終始したことから、出席議員からは危機感や実感が伝わらない、30km圏への対応を求める意見 121志賀議員集会 008.JPGなどが次々と出されましたが、担当課長は要望は持ち帰りたいとの答弁に終始しました。
 第2講座は柏崎市議の高橋新一(写真下)さんによる「柏崎刈羽原発に対する新潟県の防災計画見直し」についての講演です。「07年7月の中越沖地震で稼働中の原発が緊急停止、福島原発の1歩手前までの状況だったが、その後震源地の断層を過小評価していたことが判明、東電と保安院の隠蔽体質が明らかになった。以後、新潟県は国を信用しなくなり、独自の安全管理による技術委員会を設置している。(新潟方式)知事はストレステストについて121志賀議員集会 009.JPGも、再開の前提にはならないと言明している。現在、県内30市町村の首長による勉強会が始まっている。中でも糸魚川市は志賀と柏崎刈羽の中間点にあり、関心が高い自治体である。」と新潟の状況が紹介されました。まさに石川県との違い、明らかになりました。
 最後に、近隣自治体の輪島、羽咋両市から防災計画・訓練の状況報告がなされ、3時間30分にわたる学習会が終わり、Part2も開催するとのことで、閉会しました。

2012 新年を迎えて

 穏やかに新しい年を迎えました。
 12月議会では、白山市でも避けることができない、志賀原発を想定した事故への対応と放射能対策に多くの時間を割いて質問を行いました。特に松本市の取り組みを紹介しながら、ヨウ素剤の備蓄や安全な学校給食食材の放射線量測定体制の整備を提言しましたが、市長は結果的に主体的な判断は行わず、国・県の動向を注視するという域を出ることはありませんでした。白山市は県内唯一「子ども権利条例」を持つ自治体です。「子どもへの最善の施策」を行うことを宣言していても、具体的施策に踏み出す気概がなかったことは残念でした。厚労省は食品の暫定規制値を見直す方針を示しましたが、要はこれまで一定の被曝を容認してきたわけであり、感受性の高い子どもの被曝はどうなっているのか、国だけには任せるわけにはいかない課題です。
 話は変わりますが、橋下徹氏が率いる「大阪維新の会」が勝利を収めました。会が掲げる市役所職員や教職員をターゲットにした「改革」、市民の圧倒的支持を得たとして具体化に踏み出すようです。特に教育現場を知るものとして、腹立たしさといらだちを感じます。管理体制の強化を背景に学校現場に競争主義を持ち込む、そうした手法で子どもたちが何を学ぶのか、国際評価の高いフィンランドの教育がどうなっているのか、日本の教育そのものがどういう歴史をたどってきたのか、冷静に学んでいただきたいものです。
112yukidaruma2 026.JPG 多くの課題を積み残して迎えた2012年、白山市そして石川県で何ができるか、真摯に議論を続けたいと思います。最後に念願だった「白山手取川ジオパーク」の日本ジオパーク認定が決まりました。白山市らしいまちづくりの切り札になるものと期待しています。改めまして本年もよろしくお願いいたします。
写真は昨年の「白峰ゆきだるままつり」から。

  12月10日、北陸電力志賀原発の廃炉を求める集会が開催されました。この集会、県平和運動センターの呼びかけに、県勤労協、社民党が応え、富山県からも100名が参加、合計500名を数えました。
  福島第1原発事故から9ヶ月、志賀原発は核燃料の搬入を行うなど、「再稼働」に向けた動きも急になっています。来年4月にはすべての原発がとまるという事態を前に、脱原発の運動をゆるめてはなりません。
 集会はまず、サンライフプラザで、福島県郡山市在住の國分俊樹さんの現地報告がなされました。      國分さんは、3月12日から15日にかけ、1,2,4号機が次々と水素爆発、もう20km県内は人が住めなくなっており、6月末までに3.6万人が県外へ避難している。50km圏の郡山でも高線量を観測、子どもたちのヨウ素131による内部被曝が心配だ。被曝の心配は一生つきまとう。また、現実は簡単には逃げられない、仕事を失っても補償がない。教員の立場から、子どもたちの健康と安全をどう守るかが課題だと強調された。特に食品の検査体制の脆弱性にも触れ、放射性濃度は10m離れても違う実態の中で、サンプル調査しかできていない。全国の仲間から協力を求められるが、私はまず「地元の原発を止めてください」とお願いする、とされました。

1112脱原発七尾 016.JPG1112脱原発七尾 015.JPG   集会後、参加者は好天に恵まれた七尾市内をデモ行進し、志賀原発の廃炉を訴えました。

 

 12月4日、社民党金沢1区支部連合が主催する「地域から考える私たちの公共交通」をテーマとする学習会に参加しました。今、全国の地域公共交通は規制緩和の波ににより、競争激化の中で不採算部門が整理され、さらに利用者の利便性を退化させるという悪循環となり、大都市と地方、地方の中でも地域間格差を生み出しています。改めて交通政策はどうあるべきか考える学習会となりました。1112金沢社民3.jpg
 社民党政策審議会事務局長の横田昌三さん、「交通基本法」は旧社会党時代から提唱してきたもので、何回か廃案になったが、09年政権交代時に民主党もマニフェストに掲げた。以後、政府内に検討会が設置され、「移動権の保障」がキーワードとなり議論された。現在法案が作成されたものの、今の政局情勢から審議入りができるかも不明、しかし3度目の正直、地方にとってはこの基本法ができれば、新しい地域交通政策を新しい発想でつくることができると提案された。

 金沢LRTと暮らしを考える会代表の谷内昭慶さんから1112金沢社民4.jpgは、金沢都市圏で長年親しまれてきた石川線、事業者からは赤字を理由に廃止というサインが出されている。廃止となれば、その影響は計り 知れない。車に乗れない住民は、買い物、通学に不便をきたし、車が増えることで渋滞を引き起こす。金沢ではもうバスの輸送能力には限界がきている。この会では石川線を活かし、金沢の中心部・香林坊まで延伸することで、そこに近代的な低床式電車のLRT(ライト・レール・トランジット)を走らせることを提唱している。LRTは地下鉄やモノレールより低コストで導入できるし、金沢の観光客を白山麓へも回遊させることができる。富山のライトレールのほか、全国に成功例があり、実現可能と提案。
 白山市でもぜひ可能性を追求してみたいと思います。

1111護憲大会 025.JPG 11月4日から6日、山形市で開催された第48回護憲大会に参加しました。全国から2500人が参加、今年は3.11東日本大震災に伴う、福島第1原発事故処理の展望が見えない中、「脱原発」が全面に出された大会になりました。基調では、この事故で、生活の基盤を失い、雇用を失い、放射能汚染で故郷を失うこととなり、「生存権」という憲法理念の課題と向き合うことが求められていると提案されました。シンポジウムでは福島、宮城、そして沖縄からパネリストが参加され、福島での子どもたちの将来不安、石巻での海に拡散した放射能が水産業に深刻な影響を与えている、などの報告がありました。
 2日目は分科会「教育と子どもの権利」に参加しました。報告者の角田政志さん(福島県教組)は原発事故が教育現場に及ぼす現状を報告、県外避難者が夏休みを境にさらに増加、約12000人に達している。それに伴い、教職員が過員とされ不当な異動がなされる などの実態、子どもたちの心 のケア、健康被害の懸念1111護憲大会 022.JPGどが切実な課1111護憲大会 024.JPG題として報告されました。
 大会は宮城や福島へ向けたフィールドワーク、震災復興コンサートやドキュメンタリー映画の上映など多彩な企画もあり、充実した大会となりました。

「錦秋」の涸沢を楽しみました

 いつかは行ってみたいと思っていた、紅葉の涸沢に行くことができました。連休中は大変な混雑が予想されることから、その時期を少し外すことにしましたが、山小屋は予約で一杯、結局テントを背負っての久しぶりの山行になりました。行程1日目は上高地から3時間の横尾で1泊、2日目は3時間余りで涸沢に入りました。 1110涸沢 046.JPG絶好の好天に恵まれ、穂高連峰が眼前に迫ってきました。しかし、残念なことに予想したほど紅葉がきれいではありません。どうも今年は台風のせいなのか、何年に1回というほどの紅葉の不作とのこと。翌日の日程もあり、この日は穂高岳登頂はあきらめ、東側のパノラマコースから屏風岩の方へ足を伸ばしました。初めてのコースでかなり緊張しましたが、2600mのトップに立つことができました。涸沢でのテント泊、覚悟した寒さはさほどではなく、快適な朝を迎えることができました。

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